ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が
独断と偏見でオススメする、恋愛映画「ジュリエットからの手紙」のあらすじ です。
あらすじ
ジュリエットの秘書たち

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
ソフィー・ホールは、ニューヨークでライターを目指し「ニューヨーカー」誌で働いている調査員。 記事を書かせてほしいと編集長に願うものの、なかなか認めてくれない日々が続く。
そんな中、イタリア・レストランの開店準備に追われている婚約者ヴィクターとイタリアのヴェローナへ婚前旅行に出かけることに。
休暇を楽しみたいソフィーの思いをよそに、レストランのことで頭がいっぱいのヴィクターは、食材契約業者探しに夢中。 ロマンチックな旅行を楽しみたかったソフィーは、ヴィクターの食材巡りの旅にクタクタになってしまう。
そこで2人は別々に行動することになり、ソフィーは1人で観光することになる。 翌日、さっそくソフィーはヴェローナ観光で街の散策をはじめ、「ジュリエットの家」を訪れた。
そこは、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」にまつわる観光名所。
世界各地から観光客が訪れ、自分の恋愛の悩みを綴(つづ)った手紙をジュリエット宛に書き、それを家の壁に貼り付けていく場所だった。
すると1人の女性が現れ、壁に貼られた手紙を回収していくのを目撃する。 その行動に興味を持ったソフィーは、彼女の後をついていくと、ある建物に行きつく。
その建物の中には、「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが居り、回収した手紙に返事を書いていたのだ。
秘書たちと打ち解けたソフィーは、翌日も彼女たちの仕事場を訪れ、手紙の回収の手伝いをすることに。 壁に貼られた手紙を回収していると、レンガの1つが引っ張られて抜け落ちてしまう。
レンガの抜けた奥をのぞき込むと、奥に古い手紙があった。
それは50年前に書かれた手紙で、クレアというイギリス人女性からの手紙だった。

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
何といっても、イタリアの風景がとてもステキ。
そして、ソフィーはとても可愛らしくてチャーミングな女性です。
そりゃー、開業するレストランのことで頭がいっぱいになるのは分かるけどさぁ。
ヴィクターさん、彼女をもっと大切にしてあげてくださいよ。
50年前の手紙

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
クレアという女性が書いた手紙には、両親に反対される中での恋人ロレンツォとの恋の苦悩が書かれていた。
決意して駆け落ちをしようとするも、悩んだ末に落ち合うのを直前でやめてしまったこと。 それを知らないロレンツォが待ち合わせの場所に1人で待ち続けたであろうことが綴られていた。
その文面に、心をうたれたソフィーは、秘書たちに頼んで、その手紙に返事を書かせてもらうことに。
ソフィーは、届くとも分からぬ手紙に想いを込めて返事を書き郵送した。
それから数日後、手紙を受け取ったクレア・スミス(ワイマン)が、50年前の出来事にけじめをつけるため、孫のチャーリー・ワイマンと一緒にイタリアへとやって来たことをソフィーは知る。
ロレンツォに会う決意のクレアを見守りたい気持ちと、50年前の手紙から始まった物語の結末を見届けたい気持ちから、「自分も同行させてほしい」とソフィーは願い出る。
こうして、クレア、チャーリー、そしてソフィーの3人は「50年前の愛」を確かめるため、ロレンツォ・バルトリーが住むトスカーナ地方のシエナを目指して出発する。

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
「50年前から始まった恋の物語」、なんて素敵な言葉でしょう。
ソフィーじゃないけど、その結末がとても気になります。
それとクレアおばあさん、とてもチャーミングでステキな女性でした。
そして、遠方からはるばる来られるなんて、とてもエネルギッシュな方ですね。
ロレンツォを探す旅

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
クレアを失望させる結果が待ち受けるだろう、こんな無謀な旅に反対するチャーリーと、この旅に興味を示すソフィーの2人は、当初は険悪な状態だった。
ソフィーに冷たくするチャーリーだったが、旅を通し行動を共にすることで2人の間に変化が生まれる。 そして、互いのことを話すにつれ2人は惹かれ合うようになっていく。
シエナで、ロレンツォを探す3人だが、なかなか思う通りにはいかない。
街で調べがつく限りの「ロレンツォ」を探し、片っ端から会って話を聞くが、本人にはたどり着けなかった。 この町で最後の1人に会いに行くも、相手はすでに他界していた。
もうロレンツォに会うことができないと悲しみ落ち込むクレアだった。
そして、諦めて帰路につく途中、たまたま立ち寄ったぶどう畑に50年前のロレンツォに良く似た青年がいたのだ。 話を聞くと、彼はロレンツォの孫だと言う。
さっそくその青年に、おじいさんに会わせて欲しいと頼むと、今は馬に乗って散歩に出ているのだと話す。
しばらくすると、そのおじいさんは馬に乗って現れる。
そのおじいさんを見たクレアは確信した。 探していたロレンツォだと。
とうとうクレアは、昔の恋人ロレンツォと再会することができたのだ。
2人はお互いを確かめるように抱擁する。

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
シエナの街並みも美しいですね。 それとみなさん、人懐っこい方たちばかり。
最初はイヤな感じのチャーリーだったけど、ソフィーと打ち解けてくれて良かった。
クレア、おめでとう!
トスカーナ地方の素晴らしいロケーションでの再会は感動的でした。
真実の愛

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
お互いを確かめるように抱擁するクレアとロレンツォ。
今は互いに独り身であることが分かり、ロレンツォは神様からのお導きだと喜んだ。
そして、これからの残りの人生を共に過ごすことを誓い合う2人。
イタリアの旅も終わり、お互いに惹かれ合っている気持ちを押さえながら、チャーリーはイギリスへ、一方のソフィーはニューヨークへと戻っていく。
ソフィーは、クレアの50年前の恋の物語を題材にした記事を編集長に見せると、何とこの記事を採用することを認めてくれたのだ。 大いに喜ぶソフィー。
そんな時、イタリアから結婚式の招待状がソフィーの元に届く。
本当の愛とは・・・、に気がついたソフィー。
今回のイタリア旅行は、ソフィーがヴィクターとの関係を改めて考えるきっかけとなってしまったのだ。 そして、お互い話し合い、2人は婚約を解消することに。
その後、ソフィーはチャーリーへの高まる想いを胸に、クレアとロレンツォが結婚式を挙げる地へと出発する。
会場では、大勢に祝福され幸せなクレアとロレンツォ。 ついにクレアは、50年に及ぶ恋の物語を成就させたのだ。
そんな結婚式を行なう会場で、ソフィーとチャーリーの2人もふたたび再会を果たし、お互いの気持ちを伝え確かめ合ったのだ。
そして、2人が熱い口づけを交わしているのを、クレアとロレンツォが微笑みながら見守っていた。
ソフィーとクレアは、真実の愛を見つけられ、2人の恋の物語は、ハッピーエンドで幕を下ろしました。
そして、観ているこちら側も、幸せで温かい気持ちでいっぱいです。
あー、イタリア・トスカーナ地方に行って、のんびりワインを嗜(たしな)みたいな~。

引用元:ジュリエットからの手紙 / © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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