映画「プリティ・ウーマン」 あらすじ

ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が

独断と偏見でオススメする、恋愛映画「プリティ・ウーマン」のあらすじ です。

 

 

以下は、詳しいあらすじです。 ネタバレが嫌いな方は読まないで下さい ネ。

あらすじ

 

ー 出会い ー

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ロサンゼルスの友人のパーティーに招かれた実業家のエドワード・ルイスは、宿泊先のホテルへ帰るため、リムジンではなく彼の弁護士であるフィリップ・スタッキーの愛車ロータス・エスプリを強引に借り、自ら運転して帰ることにした。

 

しかし、エドワードは帰り道に迷ってしまう。

しかも運転があまり得意ではないエドワードが、クルマを路肩に止め途方にくれていると、一人の女性が近づいてくる。

 

彼女の名は、ヴィヴィアン・ワード。 この辺りでコールガールをしている。

そんな彼女は、同居人で同じくコールガールをしているキット・デ・ルカに家賃を勝手に使われ困っていた。

 

そんな時、高級車が止まったのを見たヴィヴィアンは、いい客がきたと思いエドワードに話しかける。

 

エドワードは、20ドルでホテルまでの道案内を頼み、ついでにクルマの運転もお願いする。 ヴィヴィアンはしょうだくし、華麗にそして過激な運転で彼を送っていく。

 

エドワードは、ヴィヴィアンにお金を支払いホテルに入ろうとするが、バスで帰ろうとする彼女が気になってしまう。

 

しばらく考えたエドワードは、彼女を自分の宿泊している部屋に招待をする。

喜んで招待をうけたヴィヴィアンだったが、彼女の格好が高級ホテルにふさわしくなかったので、エドワードは自分のコートを着させて、エスコートする。

 

彼が宿泊している部屋は、ホテルの最上階にあるペントハウスだった。

ヴィヴィアンは見たことがない世界に大はしゃぎする。

 

エドワードは、3000ドルで自分がロサンゼルスに滞在している6日間を、一緒に過ごす契約をヴィヴィアンにもちかける。

 

その6日間は、自分のアシスタントとして動くこと、その仕事の内容は上流階級のパーティーへ一緒に参加し、エドワードの商談成功のサポートをすることであった。

 

ヴィヴィアは、その条件をのむかわりにひとつルールがあると話す。

それは、体は許すけど唇にはキスをしないというものだった。

 

そのことを聞いたエドワードは、余計にヴィヴィアのことが気になり始める。

 

契約が成立し、その後夜がふけるまで2人で、映画を観ながらお互いのことを話していた。

 

翌朝、ルームサービスの朝食を食べながらエドワードが、ヴィヴィアンに「このお金で、服を買っておいで」と話す。

 

颯爽とハリウッドの街に繰り出すヴィヴィアン。

 

しかし、明らかにこの街にふさわしくない格好のヴィヴィアンは、お店の店員に「当店ではお客様にお売りする服はございません」と門前払いされてしまう。

 

失意の中、ホテルへ帰る彼女を、街の人々は奇異な目で見ていた。

 

ホテルに戻ったヴィヴィアンは、トンプソン支配人に呼び止められ、彼女が悲しい顔をしている理由を聞き出す。

 

お金は持っているのに、自分の見た目だけで判断され、服を売ってもらえなかったことを、涙ながらにヴィヴィアンはトンプソン支配人にうったえた。

 

すると、トンプソン支配人は、どこかに電話をかける。

 

そこは、トンプソン支配人の妹が経営するブティック店で「今から、お得意様の親族がそちらに向かうので、服の相談にのってほしい」と頼んでくれた。

 

優しいトンプソン支配人の心意気で、ヴィヴィアンは無事に服を買うことができた。

安心したヴィヴィアンは、泡のお風呂の中で、ヘッドホンをしながらノリノリで音楽を聞いていた。 そこへ仕事から帰ってきたエドワードは、微笑みながらヴィヴィアンを見つめていた。

 

その日その日を一生懸命に生きていたヴィヴィアンが、偶然エドワードに出会ったおかげで、まったく違う世界を知ることに。

そして夢のような世界がヴィヴィアンをかえていく。

さあ、シンデレラストーリーが幕をあけるよ。

 

男女問わず、観ているこちら側も、ワクワクが始まります。

 

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ー 貴婦人になる ー

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

エドワードは、今度の仕事の交渉相手ジェームズ・モースと会食をすることになり、そこに女性を同伴させることになってしまう。

 

ヴィヴィアンをそこに同伴させるため、エドワードは「会食用にふさわしいドレスを買ってくるように」とクレジットカードを手渡すが、ヴィヴィアンは浮かない顔をし、エドワードにブティックでの話をする。

 

次の日、エドワードはヴィヴィアンと一緒に、服を買いに高級ブティックへ行き、店員に彼女を最高のもてなしで接客するようにと伝える。 

もちろん、お金にいとめはつけずに。

 

店員たちは服を持って彼女の周りに集まり、さながらファッションショーのモデルのように彼女は輝きだす。

 

1人でホテルへ帰る道すがら、貴婦人へと見事に姿を変えたヴィヴィアンを街の人々は振り返るのであった。

 

一人ホテルに戻ったヴィヴィアンだが、彼女には不安があった。

 

ヴィヴィアンは、トンプソン支配人をさがし、あるお願いを頼んだのだ。

彼はその理由を聞き、こころよく引き受けることに。

 

彼女は上流階級でのテーブルマナーをまったく知らなかった。

 

2人は、まだ開いていないホテルのダイニングルームで、フォークとナイフの使い方などのテーブルマナーを特訓する。

 

エドワードとラウンジで待ち合わせをしていたヴィヴィアンは、周りが振り返るほどの美しいレディーへと変わっていた。

 

あまりの変わりようにエドワードは、はじめは気づかなかったほどに、ヴィヴィアンは変貌していた。

 

今夜は、エドワードがジェームズの経営するモース社を買収するための前段階としての会食の日。

 

会食がはじまったが、ヴィヴィアンは緊張からかフォークとナイフをうまく使いこなせない。 あげく手で食べる場面も。

そんなヴィヴィアンに興味をしめす、交渉相手のジェームズであった。

 

しかし会食では、エドワードの強引なやり方が気に入らないジェームズとは、大きな溝ができてしまう。 そしてジェームズは、会食を途中退席してしまった。

 

ホテルに戻り、悩むエドワードを癒すヴィヴィアン。

 

ヴィヴィアンは「ジェームズ社長は悪い人ではない」と話し、さらに「あなたの会社は何を作っているの」と言われたエドワードは、会社を解体して売るという生産性を生み出さない自分の会社に疑問を感じるようになる。

 

そして、じょじょに2人の距離は近づいていく。

 

磨かれて内に秘めた魅力を開花しはじめたヴィヴィアンは、思わず息をのむほどの美しさにへんぼうしましたね。

幸せな2人の物語に、ますます引き込まれていきますが、6日間という短い契約時間がだんだん心配になってきます。

 

何気ない公園デートでも、美男美女同士だとすごく映えます。

本当に二人で付きあっちゃえばいいのにと、当時観ていて思ったほどお似合いでした。

 

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ー 葛 藤 ー

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ある日、エドワードはジェームズの息子デヴィッド・モースが出ているポロの試合にヴィヴィアンと出かけ、デヴィッドにヴィヴィアンを紹介する。

 

その様子を観察していた彼の弁護士フィリップは、以前と様子が違うエドワードを見てヴィヴィアンを産業スパイではないかと疑う。

そしてエドワードは彼に、彼女とは通りで出会ったコールガールだと、つい事情を話してしまった。

 

その後、フィリップはヴィヴィアンにコールガールなら自分とも付き合わないかと話を持ちかける。

 

その屈辱的な言葉に傷ついたヴィヴィアンは、エドワードに怒りをぶつける。

そして、エドワードとの契約を取り消したいと申し出て、ヴィヴィアンは契約金を受け取らず、部屋から出て行ってしまう。

 

ヴィヴィアンを傷つけてしまったことを後悔したエドワードは、謝罪をし、ここに残ってほしいとこんがんする。 そして二度と傷つけないと約束をする。

 

仲直りをした2人は、サンフランシスコまでプライベートジェットを飛ばし、オペラ鑑賞を楽しんだ。 富豪との恋に落ちた売春婦の物語に感動し、涙をながすヴィヴィアンだった。

 

次の日、エドワードは久しぶりの休暇をとり、ヴィヴィアンとデートを楽しんだ。

それは2人にとって幸せなひと時であった。

 

その夜、ヴィヴィアンは疲れて寝ているエドワードの唇に、そっとキスをする。

それに気がついたエドワードと熱い口づけをかわす。

 

お互い愛し合っていることを、2人は確認する。

 

契約の6日間をヴィヴィアンと過ごしたエドワードは、もう売春をしなくて済むようニューヨークにマンションとクルマを提供するから、この関係を続けようと彼女に提案をする。 

 

しかしヴィヴィアンは「自分が夢見た白馬の王子様が、閉じ込められているお城から助けてくれるハッピーエンドではない」と言いその話をことわる。

 

エドワードは、モース社のジェームズ社長との交渉のときをむかえる。

モース社の買収が寸前のところまできたとき、エドワードは考え方を変え、お互い共存していく道を選択し買収を行なわなかった。

 

ジェームズは喜ぶが、買収すると思っていたフィリップは怒り心頭だった。

怒りの収まらないフィリップは、一人部屋にいたヴィヴィアンをたずねる。

ヴィヴィアンは、エドワードの仕事仲間ということで、信用して部屋へ通してしまう。

 

フィリップは、契約がダメになったのは、お前のせいだと言い、そして「俺にも抱かせろ」とヴィヴィアンに襲いかかってくる。

もみ合っているところに、エドワードが帰ってきて、彼を殴り解雇を言い渡す。

 

幸せなひと時は、あっという間に過ぎてしまいました。

このまま、籠の鳥のようにヴィヴィアンと今の状態を続けたいエドワードと、自分を開花させ目覚めたヴィヴィアンには、もう籠の中の鳥にはなれなかったのです。

お互い違う道を歩むのか、大きな転換点ですね。

ヴィヴィアンの気持ちは、はっきりしています。 あとは、どうエドワードが決断するかです。

 

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ー 2人の決断 ー

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

 

最後の日、エドワードはヴィヴィアンに、もう一晩ここに居てくれないかと頼むが彼女はそれを断り、契約したお金を受け取り自分のアパートへ帰ってしまう。

 

アパートに戻ったヴィヴィアンは、コールガールから足を洗い、ちゃんと働くことを決意する。

 

友人で同居人のキットに「後悔しない?」と言われるが、ヴィヴィアンは気丈に大丈夫だと話す。

 

朝のチェックアウトをするエドワードに、トンプソン支配人が近づき「あなた様を空港までお送りする運転手は、昨日ヴィヴィアン様をアパートまで送って行った運転手です」と伝える。

 

空港へ向かうエドワードは、途中で公園によって素足で芝生を歩きながら、悩み考える。

 

やっぱりヴィヴィアンが自分には必要な存在だと確信したエドワードは、途中で花束を買ってヴィヴィアンのアパートへと向かう。

 

まるでお姫様をむかえに行くかのように、彼女の部屋へと非常階段を上っていく。

そして、待っているヴィヴィアンと熱いキスを交わす。

 

こうしておとぎ話のような、ハッピーエンドなラストシーンをむかえる。

 

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

ホテルの従業員たちが、ヴィヴィアンのことを家族のように気にかける場面は、優しさに満ちあふれ、観ているこちらの心も温かくしてくれます。

そしてラストシーンは、誰もが期待する理想的なハッピーエンドで、何も言うことがありません、完璧です。

 

観ているこちらを、非日常の世界に誘ってくれる、90年代を代表する作品でした。

 

引用元:プリティ・ウーマン / ©1990 Touchstone Pictures. All Rights Reserved.

 

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