映画「ウォーリー」 あらすじ

  • 2024年4月27日
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ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が

独断と偏見でオススメする、SFアニメ映画「ウォーリー」のあらすじ です。

 

 

以下は、詳しいあらすじです。 ネタバレが嫌いな方は読まないで下さい ネ。

あらすじ

 

ー起ー

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

ときは西暦2805年の地球が舞台。

そこは、ごみの増加、大気汚染などにより人間が住めない環境となり、地球から人類が居なくなってしまった世界。

 

だが、廃墟の中でも動いているものがあった。 それは、量産型お掃除ロボットのウォーリー、この物語の主人公である。

 

ウォーリーは、人類が地球を去ってから700年もの間、何があっても、仲間が壊れて動かなくなっても、ただただ産業廃棄物をスクラップし圧縮して、高く高く積み上げる作業を黙々と繰り返してきた。

 

しかし、その長い時間の中でウォーリーは、感情を持つという、システムエラーを起こしてしまう。

 

そんな感情をもった彼(ウォーリー)の楽しみは、仕事を終え帰宅したら、作業中に拾ったビデオを再生して見ることだった。 中でもお気に入りは、大勢の人間がダンスをしているビデオだ。 彼はいつか誰かと手をつないでみたいと考えるようになっていった。

 

また彼は、ごみ処理の仕事をしながら、かつてここで生活をしていた人間が残していった中で、興味のある物を集め家でコレクションとして楽しんでいたりもした。

 

そんなある日、仕事中の彼はゴミで汚染されたはずの地球で、植物の芽が育っているのを発見する。

 

そんな時に、上空から大きな宇宙船が降りてくる。

 

見に行ってみると、そこに白くてきれいなロボットが浮いていた。

ウォーリーは、一目でそのロボットのことを好きになってしまう。

 

29世紀の地球の残酷なリアル描写と、愛くるしい主人公ロボットとのコントラストが非常に面白い冒頭シーンでした。
引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

ー承ー

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

宇宙船が飛び立った後、その白いロボットは何かを探して動き回っている。

 

ウォーリーは、当然気になって後をつけたとき、物音に気づいた白いロボットが強力な銃で撃ってきた。

ウォーリーは間一髪よけたが、その威力に少し恐怖をおぼえる。

 

それから白いロボットが宇宙船から地上に投下されるたびに、アプローチをかけるも、探し物に夢中でウォーリーには興味がない様子。

 

今回も気になる白いロボットを見つめていると、やっと白いロボットと話をすることができたのだ。

 

その白いロボットの名は、イヴ。

 

ウォーリーは自分の仕事内容を見せて説明したが、イヴは自分の仕事のことは秘密と言うだけで何も教えてくれない。

 

そんな時、砂嵐がやってきた。

ウォーリーは急いでイヴを自分の家に避難させる。

 

ウォーリーはイヴを歓迎し、彼の宝物であるコレクションを見せてあげる。

さらに、お気に入りのダンスのビデオを見せたら、イヴも気にいったようで、真似して楽しそうに踊っていた。

 

そしてどうやら、彼女(イヴ)もウォーリーに興味を持ち始めるのだった。

 

その後、イヴはウォーリーが持ち帰った植物の芽を見た途端、それを体内に保管し動かなくなってしまう。

せっかく出来た友達が、とつぜん休眠状態のようになり、戸惑うウォーリー。

 

心配したウォーリーは、イヴを外に連れ出したり、雨の日は傘を指してあげたり、隙を見て手をつなごうとして失敗したり。

献身的に世話をしたが、いっこうに動き出す気配がなかった。

 

それから数日後、ウォーリーはいつものように、ごみ処理の仕事をしていると、例の宇宙船がイヴのところに降りてきて、イヴを連れて行こうとしている。

 

イヴと別れたくない一心で、ウォーリーは宇宙船にしがみついて宇宙へと一緒に飛び立ってしまった。

 

やがて宇宙船は、さらに巨大な宇宙船「アクシオム」へとたどり着くのだった。

 

ウォーリーのイヴに対する、ぎこちない仕草にキュンときます。

そして、イヴの感情の変化から、ウォーリーがんばれ!と、つい応援してしまう。

 

だが物語は、ここから徐々に転換点へと入っていきます。

 

引用元:公式サイトより / WALL・E/ウォーリー

 

ー転ー

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

その巨大宇宙船には、かつて地球から避難した人間たちの子孫が暮らしていたのだった。 そこに住む人々は、地球はもちろん、宇宙船の外にも出たことはなく、常に動く椅子の上で生活をしていた。 

 

彼らは食べたい時に食べ、遊びたい時に遊び、眠りたい時に寝る生活を椅子の上で送っていた。 そのため、椅子から落ちたら自分で椅子に戻れないほど身体能力が落ちている。

 

すべて自動化し、つねに高性能ロボットに面倒を見てもらって、一生を「ゆりかごのような椅子」で暮らしている人間たち。

 

アクシオムに着いたイヴは起動できるようになり、船長に体内の植物の芽を提出するため、船長室に向かう。 そこにウォーリーも一緒について行く。

 

オートと呼ばれる制御ロボットが船長室に居て、そのロボットが船長に「探査ロボットが目的を達成しました」と話すが、船長は何のことか分からなかった。

 

そこで、700年前の人間の映像を見て、船長は理解する。

 

そうイヴは、人類が再び地球に戻り暮らせる環境になったかを、植物を見つけて証明するための探査ロボットだったのだ。

 

映像の人間いわく、植物を機械にセットすれば、アクシオムは自動で地球に着くようプログラムされていると。

 

船長はイヴの中にある植物を取り出そうとするが、中は空っぽ。

いつの間にか、彼女の体内から植物の芽が消えてしまっていた。

 

故障していると思われたイヴは、修理室へと連れていかれてしまう。

そして、イヴに危害を加えられると思ったウォーリーは、助けたい一心で船内で騒動を起こしてしまう。

 

一方船長は、今まで気にかけてこなかった地球のことを調べ始める。

 

当然、宇宙船から出たことがない彼は、大昔の資料から、この宇宙船にはない景色やダンスなどの娯楽、ピザなどの美味しい食べ物の文化があったことを知り、地球に行きたいと思いはじめる。

 

その頃、イヴがウォーリーを落ち着かせようとしていると、セキュリティーロボットがイヴの体内にあるはずだった植物を、運び捨てようとする場面を偶然目撃してしまう。

 

なんとか二人は、無事に植物を取り戻すことに成功するが、その時の騒動でウォーリーは少し壊れてしまう。

ウォーリーの壊れたところを直すため、二人は地球に帰りたいと思った。

 

その後、イヴは植物を船長の元に持って行き、船長は地球に行くようオートに命じる。

 

しかし、オートは今の地球は汚染レベルが高すぎて人類は住めない状態だと主張し、船長の命令に拒んでしまう。

 

オートは、700年前の人間から地球に帰還することを中止し、宇宙船の全ての権限をオートが持つように指令を受けていた。

 

地球に戻りたい二人(2台?)、先祖が暮らしていた地球に帰りたいと思う船長。

そして、人間に反乱を起こしたオートとの戦いがはじまります。

ウォーリーとイヴ、そして宇宙船の人類の運命は。 いよいよクライマックスに!

 

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

―結ー

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

オートは、どうしても地球に帰りたい船長に「アクシオムに居れば生き残れます」と説得するも、船長は「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」と。

 

意を決したように、アクシオムの船長は私だ、今から故郷へ向かうとオートに命令する。

 

すると警報が鳴り、小型ロボットが現れ船長から植物を奪ってしまう。

ロボット達の反乱だと気づいた船長は、イヴに植物を奪い返すように指示をする。

 

かくして反乱ロボットとイヴ、そしてウォーリーとの植物争奪戦がはじまる。

 

船長は、アイデアを駆使して何とかオートの電源を切ることに成功する。

 

一方、ウォーリーとイヴは劣勢に立たされるが、彼らを助けてくれるロボットたちの協力で、植物の奪取に成功する。

 

イヴが装置に植物をセットすると、システムが作動し、ものすごいスピードでアクシオムは地球へと飛び立つ。

 

ただ、この死闘でウォーリーは機械に押しつぶされ、完全に壊れてしまう。

 

アクシオムは無事に地球へたどり着き、そこから人類は、はじめて目にする地球に、おっかなびっくりしながらも地上に降り立つ。

 

一方、イヴはウォーリーを家へと運び、そこにあった材料でウォーリーを元の姿に戻しはじめる。 だが、新しく取り付けられた部品により、ウォーリーの記憶は完全に消えてしまい、イヴを見ても、お気に入りだったビデオを見てもなんの反応もない。

 

イヴは、ウォーリーの手を握ってみるが、やはり反応はなかった。

 

イヴが、諦めて去ろうと後ろを向いたとき、ウォーリーは記憶を取り戻し、イヴの手を握り返す。 ロボットでありながらも、友情とも恋愛感情とも取れる想いで、二人は固い絆で結ばれるのだった。

 

そして人類はまた一から、地球を緑豊かな星に戻す努力を始めるのだった。

 

ウォーリーはどうなってしまうのか?二人の関係は?そして人類は?

ハラハラしながらの鑑賞でした。

最後は、すべてハッピーでしめられた最高のエンディング。 ほんとに良かった!

 

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

引用元:WALL・E/ウォーリー / © Disney/Pixar.

 

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