ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が
独断と偏見でオススメする、ミステリー映画「アイデンティティー」のあらすじ です。
あらすじ
ー 起 ー
引用元:アイデンティティー / © 2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES. INC. ALL RIGHTS RESERVED.
とあるアパートの住人6人が殺害される事件が起こり、マルコム・リバースが殺害の容疑で死刑を宣告され服役していた。 その事件の直前に彼が書いたという日記には、筆跡や文章の書き方がまったく違う記述があり、複数の人格で書かれていることを示していた。
死刑囚マルコムの精神鑑定を行ったマリック医師は、彼が解離性同一性障害だという診断を下す。
死刑執行の前夜、死刑囚マルコムの再審理を行なうため、彼への再尋問が行なわれようとしていた。
一方、同じころ大雨が降る夜のネバダ州北部をヨーク家は、クルマを走らせていた。 ところが路上に落ちていたハイヒールを踏んで、タイヤがパンクしてしまう。
夫のジョージ・ヨークは、タイヤの交換をするはめになり、妻アリス・ヨークは外に出て夫の作業を見ていた。 そこに突然、突っ込んできたクルマにアリスは、はねられてしまい重傷を負ってしまった。
アルスをはねたクルマには、女優のカロライン・スザンヌと運転手のエド・ダコタが乗っていた。 カロラインに携帯電話の電池を探すよう頼まれたエドは、運転中によそ見をしてしまい、アリスに気づくのが遅れてしまい、彼女をはねてしまったのだった。
エドは、ヨーク家をクルマに乗せ、辺鄙(へんぴ)な場所にポツンと立つ一軒のモーテルを発見する。 そこの支配人ラリー・ワシントンが、くつろいでいるところに駆け込み電話を借りようとするが、大雨のため電話が通じず、しかたなくエドは救急車を呼ぶためクルマを走らせた。
その途中、クルマを電柱にぶつけて立ち往生していた娼婦のパリス・ネバダに助けを求められたエドは、彼女を乗せ再びクルマを走らせるが、道路が冠水(かんすい)しクルマが水没して立ち往生してしまった。 ちなみに、ヨーク家のクルマが踏んだハイヒールは、パリスが落としたものだった。
そこへ通りかかった新婚夫婦のルー・イジアナとジニー・バージニアに携帯電話を持っているか尋ねるが、彼らは持っていなかった。 そこで、2人のクルマに乗せてもらったエドとパリスは、仕方なくモーテルに戻ることにした。
ただ、モーテルの支配人ラリーは、パリスが娼婦だと知ると、あからさまに見下した態度を彼女にとった。
その後、連続殺人犯ロバート・メインを護送している警察官サミュエル・ロードも身動きが取れなくなり、モーテルにやってくる。
こうして嵐の中、男女11人が一軒のモーテルに仕方なく集まってしまうことに。
エドは、裁縫道具を使ってアリスの傷口を縫合し応急処置を行うと、アリスの容体は安定したが、事故以来一言もしゃべらないアリスの息子ティミー・ヨークの様子を、彼は心配していた。
ジョージによれば、アリスとは再婚で、ティミーは彼女の連れ子だそうだ。
さらに、ティミーは二年前に出ていった実の父親から、暴力を振るわれていたとも話した。
ラリーは、警察官のサミュエルと囚人のロバートを10号室に案内する。 サミュエルは、ロバートをトイレのパイプに手錠をかけて動けないようにした。
部屋を出たサミュエルは、エドに無線機はつながらないと話すと、エドは「無線機を確認しよう」と提案するが、サミュエルに断られてしまった。
引用元:アイデンティティー / © 2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES. INC. ALL RIGHTS RESERVED.
完全に孤立してしまったモーテルに、11人が揃いました。
これから何がはじまるのか、ソワソワドキドキします。
それとは違う場所で、死刑囚マルコムの再審議がはじまるのですが、モーテルでの話と何の関連があるのでしょうか。
ー 承 ー
引用元:アイデンティティー / © 2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES. INC. ALL RIGHTS RESERVED.
携帯電話の電波が微かに入ることに気がついたカロラインは、自分の部屋(8号室)を出て携帯電話がつながる場所を探しに外へ出ると、暗がりの中に何者かの気配を感じて立ちすくんでしまう。
自分の部屋(3号室)で休んでいたエドは、いやな予感がして外の様子を見に行くと、カロラインが身に着けていたアクセサリーが転々と散らばっていた。
そして異様な物音に気づいたエドは、洗濯室に向かうと、乾燥機の中からカロラインの衣類と彼女の頭部が見つかる。 それと、囚人ロバートが監禁されているはずの10号室の鍵も一緒に乾燥機の中から発見された。
エドは、遺体の確認をしたサミュエルとラリーを連れて10号室に行くと、ロバートの姿はそこには居なかった。
ロバートはすでに逃げた後で、集まった宿泊客たちはパニック状態になってしまう。 サミュエルとエドは、ロバートを探しに行く。
恐怖におびえたジニーは外に飛び出すが、ルーが必死に慰(なぐさ)めるものの説得できず、ついに2人は口論となってしまう。 ルーの浮気を疑っていたジニーは、自分たちの部屋(6号室)のトイレに立てこもってしまった。
ルーがトイレの扉を開けるよう説得していると、急にルーの声が聞こえなくなる。
不審に思ったジニーが扉を開けると、何者かが突然ナイフで襲ってきた。
ジニーは命からがらトイレの窓から脱出する。
エドとサミュエルが部屋に踏み込むと、そこには刺し殺されたルーの遺体があった。
その頃、逃げ出したロードは、建物の明かりを見つけ忍びこむと、そこは不思議なことに元のモーテルの敷地内だった。
ロバートに気がついたエドとサミュエルは、再び彼を縛り上げ、ラリーに見張りを頼む。
エドがルーの殺人現場の証拠写真を取るため6号室に向かうとき、パリスと鉢合わせとなる。 エドはパリスに、自分は元刑事で、自殺した人を救うことができなかった過去を打ち明ける。 その時、ルーの手に9号室の鍵がある事に気づくエド。
ロバートの元に戻ると、今度はロバートが椅子に縛られたままバットで殺されており、足元には8号室の鍵が残されていた。
凶器のバットは、ラリーが持っていたバットが使われていた。
ラリーになぜ、その場所を離れたのかを問い詰めると、ラリーはカロラインの財布を盗みに行ったことを白状した。 ロバートの殺害を疑われたラリーは、パリスの喉元にナイフを突きつけ「俺はやっていない」と叫ぶ。
パリスが抵抗すると、そのはずみで冷凍庫のドアが開き、中から男性の遺体が転がり出てきた。
ラリーは、クルマで逃走を図ろうとすると、そこにはティミーが立っており、ジョージはティミーをかばおうと飛び出し、クルマと建物の間に挟まれて息絶えてしまった。
一方、場面は変わり、死刑囚マルコムの再審議が行なわれる部屋には、医師や弁護士たちが集まっており、精神科医は解離性同一性障害だということ説明し、複数に分離した人格を一つにしなければならないと説明する弁護士もおり、そこへマルコムもやってくる。
また場面は変わり、取り押さえられたラリーは、これまでの経験を話し始めた。
ラスベガスで一文無しになり、モーテルにたどり着いたラリーは、倒れて亡くなっていた本当の支配人を発見し、死体を腐らせないよう冷凍庫に入れ、それ以来勝手に支配人になりすましていたことを打ち明けた。
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ついに始まりました連続殺人。 何の目的で、殺人が起こったのでしょう。
遺体近くにある鍵の秘密は、カウントダウンか?
犯人は誰だ?
それと、死刑囚マルコムの話は、何??
ー 転 ー
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サミュエルは、全ての殺人はラリーによるものだと決めつけるが、嘘にしてはお粗末すぎる話だと感じたエドとパリスは、真犯人は他にいると考えていた。
そしてサミュエルは、全員をひとつの部屋に集め、夜が明けるまで外に出ないようにと指示を出した。
ジニーは10人の男女が一人ずつ殺されていく映画を思い出していた。 その映画の話では、全員が犯人に恨まれているという共通点がある。 ジニーは、きっと自分たちにも何かしらの共通点があると考えていた。
宿泊客たちは、それぞれの行先を話すが、これには共通点はなかった。
ふとパリスが、故郷に戻って果樹園を始めるつもりだと話すと、エドは笑顔をみせる。
エドの介抱もむなしく、アリスは亡くなってしまうが、そこには6号室の鍵が落ちていた。
ひょっとしたらと思いジョージの遺体を探ると、着ていた服から7号室の鍵が見つかる。
誰がどうやって遺体のそばに鍵を残したのか見当もつかず、一同はパニックにおちいってしまう。
エドは、アリスの子供ティミーとジニーを連れて、クルマで逃げるようパリスにうながす。 先にティミーとジミーがクルマの後部座席に乗った瞬間、クルマが爆発してしまった。
2人の遺体を確認しようとしたが姿が見当たらない。 さらに、亡くなった5人の遺体もこつ然と消えてしまった。 何が何だか分からず困惑するエドたち。
エドは、宿帳に書いてあった宿泊者全員の誕生日が5月10日であること、彼らの名前がそれぞれアメリカの地名にちなんでいる共通点を見つけ出し愕然(がくぜん)となってしまう。
すると、どこからか自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきて、エドは混乱してしまう。
エドは、死刑囚マルコムの再審議を行う部屋に意識が飛ぶ。
エドは、そこにいるマリック医師から、事件のこと、自分は実際には存在せず、マルコムが生み出した複数の人格のうちの1人であることを知らされた。
そして、ある人物の写真を見せられる。 次に手渡された鏡をのぞくと、そこにはその写真の人物の顔が映っていた。
幼い頃、娼婦だった母親からモーテルに置き去りにされたマルコムは虐待を受け、それが原因で多重人格者となってしまい、治療を受けている最中だと聞かされた。
その治療とは、マルコムの中の人格を1人ずつ減らしていき、マルコムの体を支配している殺人者の人格を消滅させることだと説明を受ける。
殺人者の人格が他の人格を1人ずつ減らしていることを悟ったエド。
そしてエドは、マリック医師から4年前の殺人を犯した凶悪な人格を見つけ出してほしいと頼まれた。 あと数時間でマルコムは死刑となってしまうが、凶悪な人格が消滅したことが確認できれば、刑の執行は中止されるのだという。
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色々な謎が少しずつ解き明かされ、閉ざされたモーテルの空間、殺人の理由、死刑囚マルコムの話が繋がってきました。
まさか、マルコムの頭の中だったとは・・・
こんな展開、誰も想像もできませんよね、衝撃を受けました!
ただ、犯人は、誰?
ー 結 ー
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エドの意識は、ふたたびモーテルに戻っていく。
そのころパリスは、パトカーの無線機が壊れていることに気づき、さらにパトカーの中に残された書類から、サミュエルも囚人だったことを知ってしまう。
サミュエルはロバートと一緒に護送される囚人だったが、警官を殺し、警官のフリをして逃亡しようとしていたのだった。
パリスは、エドとラリーにそれを伝えようとするが、自分の正体に気づいたサミュエルは彼女を襲おうとする。
止めに入ったラリーを射殺したサミュエルは、トラックのキーを持っているパリスに銃口を向ける。
逃げるパリスにエドは、隠れるように指示をし自分はサミュエルの元に向かう。
そして2人は撃ち合いになり、サミュエルはエドの銃弾に倒れる。
パリスが助けようと駆け寄った一方のエドは「オレンジ畑にいる君を見た」と話し、息絶えてしまう。
マルコムの弁護士とマリック医師は、殺人を犯した凶悪な人格は消滅したことを主張した。 これによりマルコムの死刑は回避され、再度入院して治療を続ける方針が決定する。
降り続いた雨も上がり、穏やかな表情になったマルコム。
州立病院へと移送されるマルコムは、クルマの中で嬉しそうに歌を口ずさんでいる。
マルコムの中に残った人格は、パリスだった。
モーテルを脱出し、故郷のフロリダに戻って果実園を開き、新たな日々を満喫しているパリス。
ある日、地面を掘っていると、土の中から見覚えのあるものを見つける。
それは、1号室の鍵だった。
ふと気配を感じたパリスのかたわらに、凶器を持ったティミーが立っていた。
恐怖におののくパリスにティミーは、その凶器を振り下ろした。
異変に気づいたマリック医師がマルコムに声をかけた瞬間、ティミーの人格が現れ、マリック医師と運転手に襲いかかった。
ティミーは「階段を上がったらまた会った。 姿のない人。 どうか僕の前から消えてくれ!」という言葉を発する。
その言葉は、マルコムが幼いころから口にしていた詩の一節だった。
引用元:アイデンティティー / © 2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES. INC. ALL RIGHTS RESERVED.
サミュエルが犯人だと思ってたのに、外れました。
そして誰もいなくなり、残ったのは穏やかなパリス。
のはずが、なんと!ティミー少年が現れるとは。
彼の人格は、ジニーと一緒に爆死したんじゃなかったのね。
想像の斜め上を行く終盤の怒涛の展開は、ただただ驚くばかりでした。
確かに、このブログタイトルの通り、観る者の脳内を崩壊させるような内容でしたよ。
面白かった!
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