ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が
独断と偏見でオススメする、サスペンス映画「ジャッキー・ブラウン」のあらすじ です。
あらすじ
ー 起 ー

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ブルーの制服を身に着けた、スタイルの良いひとりの女性が颯爽と空港内を歩いている。 彼女の名前はジャッキー・ブラウン、メキシコ航空会社に勤める44歳のベテランスチュワーデス。
ただ彼女は、給料が安く生活が苦しかったので、スチュワーデスの仕事以外で副業をしている。 それは、ニューヨークで武器の密売をしているオデール・ロビーの金を運ぶ「運び屋」だった。
そんなオデールには、ずっと一緒に仕事をしている相棒ルイス・ガーラという男がいた。 そんなルイスは少しボケぎみの高齢で、最近刑務所を出たばかり。
オデールは、近々大きな取引があるため、自分の愛人メラニー・ラルストンをルイスに紹介し、彼を丸め込もうと考えていた。
ある日、オデールの手下だったボーマン・リヴィングストンが警察に捕まってしまった。 そこでオデールは、保釈金融業者であるマックス・チェリーに1万ドルで彼の保釈を依頼する。
マックスは依頼通りボーマンを保釈させた。 その後、オデールはボーマンの家に向かい言葉巧みに彼をクルマのトランクに押し込み、人けのない場所で殺害してしまう。 ボーマンから自分の情報が警察に漏れるのを恐れての殺害だった。
その足でルイスの元に向かったオデールは、トランクに入ったボーマンの死体をルイスに見せ、裏切ることなく仕事上の相棒になれと脅迫する。 この状況に怯えたルイスは、絶対裏切らないと約束する。
そんなある日、ジャッキーの前に連邦捜査官レイ・ニコレットとL.A.市警刑事のマーク・ダーガスの2人が現れ、空港の駐車場に連れていかれる。 そこでジャッキーは、手荷物検査をされてしまい、オデールの金が見つかってしまった。
裏稼業がバレてしまったジャッキーは逮捕されてしまう。

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ケバく、制服がフィットしていないが、颯爽と空港内を歩くジャッキーとオープニング曲の110番街交差点。 魅力のあった70年代アメリカの景色と70年代ソウルミュージックの融合に、私は魅せられました。
ジャッキー、闇バイトしてたのね。
さあ、犯罪サスペンス「ジャッキー・ブラウン」の幕開けです。
ー 承 ー

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ジャッキーには機長だった元夫がいたのだが、その夫の麻薬を運んだことで逮捕された前歴がある。
今回、レイとマークがジャッキーを逮捕した真の狙いは、武器密売のオデールを逮捕するためだったのだ。
レイたちの本当の目的がオデールの逮捕だということをジャッキーに話し、捜査に協力したら今回の逮捕を取り消すと持ちかける。 しかし、ジャッキーは協力を拒んだ。
ジャッキーの持ち物からオデールの金のほかに、レイが仕込んだ麻薬が見つかったと嘘をつかれ、彼女は刑務所に収監されてしまう。 裁判でジャッキーは、1万ドルで保釈される判決が出る。
一方を聞きつけ裁判をこっそり傍聴していたオデールは、マックスにボーマンのために用意した保釈金1万ドルで保釈を依頼する。 オデールが保釈させようとする目的は、ボーマンと同様に警察への口封じのためなのだ。
マックスは依頼通り、ジャッキーを保釈させようと刑務所に向かう。 だが、マックスはジャッキーと出会い、年甲斐もなく一目惚れしてしまった。
マックスはジャッキーを引き取った帰り、近くのドライブインに立ち寄った。 そこでマックスは、これまで15000人も釈放してきたベテラン保釈人だと話し、ジャッキーに更生したかったら協力すると伝えた。
ジャッキーは自宅に送ってもらう際、クルマのダッシュボードにあったマックスの拳銃を盗んでしまう。 ジャッキーが帰宅したあと、オデールが彼女の自宅にやって来た。 オデールはボーマン同様、彼女を撃ち殺そうとやって来たのだ。
口封じで訪れたオデールをジャッキーは、逆にマックスの拳銃を彼に突きつけ、自分にはある考えがある事を伝えた。
それは、連邦捜査官たちを出し抜いて、オデールの大金をメキシコから運ぶ良い手立てがあるということだった。
用心深いオデールだったが、最後はジャッキーの話に乗ることにした。
しかしこの話には裏があり、オデールを騙(だま)して警察に逮捕させて、自分はオデールの大金を盗もうという彼女の一世一代の計画だったのだ。
翌朝、マックスは拳銃を返してもらうためジャッキーの家を訪れる。
ジャッキーは拳銃を返し、オデールの50万ドルもの大金を盗む計画をマックスに話した。
その後2人は談笑し、お互いの距離が近づいていく。

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
人を殺すのに躊躇しない残忍なオデール。 彼と仕事をするのも命がけです。
彼女には選択肢がないのでしょう。 生きるか死ぬかの大博打に打って出るジャッキー。
そんなジャッキーの両方を騙す計画とは?
ー 転 ー

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ジャッキーは次の手を進めるため、連邦捜査官のレイのところに向かった。 そこで、自分がオデールの金を運んでいる「運び屋」だと話した。
オデールを逮捕するために協力する見返りに、出国許可と訴訟を免除する条件で協力すると話すと、レイは彼女の要求を受け入れる。
ジャッキーは言葉巧みにオデールを騙し、金を運ぶ準備をさせた。
いきなり大金を運ぶのはリスクがあるため、最初はリハーサルを兼ねて少額で行うことに。 金の受け渡し場所として、人が大勢いるショッピングモール内で行うことにした。
すると偶然、マックスがショッピングモールを訪れており、ジャッキーと遭遇し2人は会話を始める。 その様子を遠目から見ていたオデールは、不審に思うが偶然の出会いだと理解する。
マックスは、これまで19年間もしてきた金融保険業から足を洗いたい気持ちをジャッキーに打ち明けた。 「もう疲れた」と言うマックスにジャッキーは、例の計画に誘いの手を伸ばす。 考えるマックスだが、最後はジャッキーの手助けをすることを選択するのだった。
一方、メラニーはルイスにオデールの50万ドルを奪い去ろうと誘い、2人は結託する。
ついに大金を受け渡す日がやってくる。
計画を前に、興奮とメラニーのぐずぐずした振る舞いに苛立つルイス。 2人はクルマで出発するが、予定より遅れて計画の場所に到着したため、ルイスはますます苛立つ。
55万ドルを持ったジャッキーは、計画通り婦人服売り場の新しいスーツを試着するため、受け渡し場所の試着室に入る。 スーツに着替え、4万ドルだけを紙袋に詰め替え、メラニーを待つ。 しばらくするとメラニーがやって来て、試着室のドア越しに4万ドルの入った紙袋を渡した。
ただ、紙袋の上に1万ドルをわざと乗せ、その1万ドルをメラニー個人に着服させようと仕向けるジャッキー。
ジャッキーはもう1つの紙袋に50万ドルを詰め、そのまま試着室に置いていく。
彼女は新しいスーツの代金を払い、去り際に紙袋が置き忘れていることを店員に告げて、その場を急ぎ足で離れていく。
一方、紙袋に55万ドルが入っていると思っているメラニーとルイスだったが、自分を小ばかにする振る舞いをしたメラニーに怒りの限界を超えたルイスは、ついに駐車場で彼女を撃ち殺してしまう。 そして紙袋を持ち、ひとりでクルマに乗り去って行くルイス。
メラニーとルイス、そしてジャッキーが婦人服売り場を立ち去ったのを遠目で確認したマックスは、「妻が試着室に紙袋を忘れたみたい」と店員に話し、試着室から50万ドルの入った紙袋を持ち出すことに成功する。
一方のジャッキーは、階下に待機していたレイたちに「メラニーが50万ドルを奪っていった」と嘘をついた。

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
自分の人生をかけて犯罪者と警察の両方を騙したジャッキー。
手汗びっしょりで、すごく緊張しただろうけど、したたかな女性です。
やるときはやる、女性は怖いのです。
ただ、騙されたオデールがどういう行動に出るのか?
この後の彼女の計画が気になるし、なにより彼女の身が心配です。
しっかし、ルイスにメラニー、どっちもお馬鹿な奴らだね。
ー 結 ー

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ルイスはオデールと落ち合い、クルマの中でメラニーとの経緯を話した。 そして、紙袋をオデールに渡す。 オデールは、その紙袋を開け中を確認すると4万ドルしかなく、紙袋の底には本が詰まっていた。
この状況にオデールは激高する。 そしてルイスに「裏切ったのか」と問い詰められるが、ルイスはかたくなに否定するものの、オデールは全く信用してくれない。
さらに問いただされるとルイスは、金の受取場所にマックスが居たことを思い出したのだ。 だがオデールは、なぜそこにマックスが居たことに疑問を持たなかったのかと、さらに激怒してしまう。
そして、ルイスを撃ち殺してしまった。
仕方なくオデールは、4万ドルを持って隠れ家に帰っていく。
その夜、怒りに震えるオデールは電話し、マックスは隠れ家へとやってくる。
マックスはオデールに「金を盗んだのか」と質問されると素直に話し始めた。 すべての行動はオデールの金を守るためだったと嘘の話を始める。
しかし、その話を信じないオデールは、マックスに拳銃を突きつけてジャッキーの居場所を聞いてきた。 すると、ジャッキーは自分の事務所にいると答えた。
オデールはマックスを連れて、彼の事務所へとクルマを走らせる。
事務所に着くと、真っ暗な室内の奥にジャッキーは座っていた。 オデールは拳銃をジャッキーに向けながら近づいてくる。
突然、ジャッキーは大声で拳銃を持っていると叫んだ。 すると、物陰に隠れていたレイたちが姿を現し、オデールに発砲し射殺してしまう。
オデールの死によって、50万ドルは行方知れずに。
結局オデールの金の行方は警察にバレることはなかった。 そして、約束通りジャッキーは罪に問われることなく見逃してもらうことができたのだった。
ジャッキーとマックスは静かに喜びを分かち合った。
3日後、ジャッキーはマックスの事務所に向かう。
マックスは自分の報酬を除いた全額を、郵便でジャッキーに送っていた。
ジャッキーは、これからスペインに行くけど、一緒に行かないかとマックスを誘う。
しかし、2人は別れの口づけを交わし、ジャッキーは立ち去る。
彼女はクルマを走らせ、旅立っていく。 車内に流れる「110番街交差点」を口ずさみながら。

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ジャッキーの人生をかけた大博打は成功しました。 おめでとう。
これから彼女の新たな人生が始まるんですね。 彼女の人生に幸あれ!
56歳と44歳の大人の恋。
お互い惹かれながらも、グッとこらえる渋い別れ方でした。
若くないからマックスは、一歩の勇気が出なかったのかな。

引用元:ジャッキー・ブラウン / © 1997 MIGHTY MIGHTY AFRODITE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED