映画「ピッチ・パーフェクト」 あらすじ

ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が

独断と偏見でオススメする、ミュージカルコメディ映画「ピッチ・パーフェクト」のあらすじ です。

 

 

以下は、詳しいあらすじです。 ネタバレが嫌いな方は読まないで下さい ネ。

あらすじ

 

ー起ー

引用元:ピッチ・パーフェクト / © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

ニューヨークはリンカーン・センターで、大学アカペラ選手権が開催され、連覇中のアカペラグループ「トレブル・メーカーズ」が会場を沸かせていた。

そして、大会審査員のゲイルとジョンのお気に入りグループであった。

 

次に登場するのは、女性グループ初の決勝進出となった「バーデン・ベラーズ」で、2つのグループは同じバーデン大学のアカペラグループであった。

 

しかし女性グループのバーデン・ベラーズでは、低音が出せないから眠気を誘う、刺激がないと酷評されてしまう。 ここまで来れたことが素晴らしいとなぐさめられる始末。

 

そんな中、ライバルグループと先輩からのプレッシャーで、次年度のリーダーであるオーブリーが極度の緊張から、観客に向かって噴水のような激しい嘔吐をしてしまう。

 

時は過ぎて4か月後。

 

両親の離婚がきっかけで、父親との間に距離ができてしまった主人公のベッカは、孤独を抱えたままバーデン大学に入学してくる。

そのベッカの寮の部屋に、この大学で教授をしている父親が訪ねてくる。

 

本当はLAに行き、レコード会社で音楽を作りたいと考えていたベッカだが、父親は大学で友達を作りサークルに入り普通の大学生として、大学生活を楽しんでほしいと話す。 が、そんな父親をうとましく思うベッカは、部屋を飛び出してしまう。

 

そんなバーデン大学は新学期を迎え、新入生へのサークル勧誘が盛んに行われていた。

 

大学アカペラ選手権で優勝したトレブルメーカーズは、注目を集めていた。

一方のベラーズは、ゲロ吐き事件で一躍大学アカペラ界の笑いものとなり、一向に部員が集まらない。

 

そんなベラーズの前に現れたのは、太っちょエイミーだった。 やせた女に陰口をたたかれないようにと、自分であだ名を付けたと話す。 そんな彼女の声は素晴らしかったので、ぜひ新入生オーディションに来てほしいと誘う。

 

そして、通りかかったベッカにも声をかけるが、興味がないと言われ去られてしまうのだった。

 

華やかなサークル勧誘の雰囲気になじめないベッカであったが、音楽プロデューサーを夢見る彼女は大学内のWBUJという音楽専門ラジオ局で、見習いとして活動を始めることになる。

 

また、同時期に同じ見習いとして入った新入生のジェシーは、ベッカと仲良くなろうとしきりに話しかけてくる。 2人は、CDの整理をしながら徐々に心を通わせていく。

 

ある日、また父親がやってきて「友達はできたか?」など相変わらず干渉してくるので、父親にうんざりしてしまう。 さらに「サークルに入って新しいことをはじめてみたらどうだ?」「1年経ってもまだLAに行きたいなら、大学を辞めてもいい、その時は協力する」と言われ、彼女は仕方がなく努力をしてみることにする。

 

孤独ながらも、大好きな音楽に囲まれたラジオ局での仕事に、没頭する日々を送っていたベッカ。 そんなある日、大学の寮でシャワーを浴びながら鼻歌を歌っていると、突然クロエに仕切りのカーテンを開けられてしまう。

 

そして突然、無理やり歌えと催促され困惑するも仕方なく歌い始めると、クロエがハーモニーを合わせてくる。 ベッカは、はにかみながら、アカペラの楽しさを感じた瞬間だった。

 

クロエは、ベッカにアカペラグループの新入生オーディションを受けるよう勧誘する。

 

殻に閉じこもった孤独なベッカ。

クロエからの勧誘で、彼女は新たな扉を開くことができるのだろうか。

ベッカとクロエのハーモニーは、繊細で美しい音色でした。 もう少し長く聴きたかったシーンです。

 

ー承ー

引用元:ピッチ・パーフェクト / © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

バーデン大学には4つのアカペラサークルがあり、この日はその合同オーディションの日である。

 

体型も声も迫力のある太っちょエイミー、胸が大きくスタイル抜群お色気ムンムンのステイシー、妙に小声で少々ミステリアスな東洋人のリリーなど個性的なメンバーが集まった。

 

戸惑いながらも参加したベッカは、その場にあったプラスチックのコップを使って手拍子のリズムを取りながら歌声を披露した。 クロエやオーブリー、そしてオーディションを受けるためにその場にいたジェシーたちの心をつかむ。

 

オーディションの結果、ベラーズに新人の10人が入り無事に入会の儀式を終え、メンバーたちは歓迎コンパに参加をする。 そこにはライバルのトレブルメーカーズに入部したジェシーも参加していた。

 

そこでジェシーからベッカは口説かれる。 その様子を冷たい視線で見ていたオーブリーは「トレブルとの恋愛はご法度」と言う鉄の掟があると伝える。

 

いよいよ「バーデン・ベラーズ」の活動開始。

練習初日、さっそく昨晩にトレブルメーカーズのメンバーと間違いを起こした2人が退部となっていた。

 

「やり過ぎよ」と言うベッカに、オーブリーは「掟は絶対なの、あなたも気をつけなさい」と言われる。 そして「あと4か月しかないの、これは戦争よ」「私が兵隊を鍛え上げ、歌と振り付けを完璧に覚えさす」と息まく。

 

オーブリーは、前回の大学アカペラ選手権で嘔吐したリベンジをするため、鬼コーチと化していた。

 

古い歌と振り付けで、歌う伝統のワンマンなやり方をするオーブリーに、ベッカは反発をするが、他の個性的な新入生たちは違和感を覚えながらも、言うがままに厳しい練習をこなしていく。

 

いよいよ練習の成果を、学生クラブのパーティーの余興で披露することになる。

しかし歌もダンスもバラバラの惨憺(さんたん)たる有様で、途中退場を言い渡されてしまう。

 

バーデン大学のアカペラグループが夜の広場に集まり、出されたお題に即興で歌い競い合うアカペラバトル「リグ・オフ」が開かれた。

観客はアルコールを片手に盛り上がっている。 

 

リグ・オフのルールは、ルーレットを回し当たったお題を早いもの勝ちで歌い、出てくる歌詞の単語と同じ単語の違う曲で割り込み、主導権を奪うルール。 最後まで歌い上げたグループが勝ちとなる。

 

お題が提示され、1人が歌いだし仲間がそれに合わせていく。

 

ベラーズが歌を楽しみ、ノッてくるとトレブルメーカーズが割り込んでくる。

さらにベッカが違う歌で割り込んでくるが、微妙に違う単語だったため、アウトになりトレブルメーカーズが優勝となってしまう。

 

ベッカは、自然に歌が生まれたと感動するが、勝ちにこだわるオーブリーとは対照的で、グループとしての一体感は消え失せてしまった。

 

しかし、このリグ・オフがきっかけで、ベッカとジェシーの距離がいっそう近くなっていくが。

 

ベッカが、複数の曲を重ねてひとつの楽曲を作る得意のマッシュアップを聞かせたり、ジェシーの好きな映画を見ながら2人で語り合うも、まだジェシーを受け入れる気持ちにはなれず、彼のキスを拒んでしまう。

 

ベラーズのメンバーたちは、練習を重ねそれらしい形にはなってきたところで、クロエの声帯に小結節という病気が発生してしまう。

だが彼女は、痛くても歌うことが好きだから歌うと、決意をメンバーにしめす。

 

そしてクロエは、ベッカを代わりのソロとして推薦する。 その際にベッカは、選曲と歌のアレンジを自分にまかせて欲しいと願い出るが、オーブリーに一蹴されてしまった。

 

結局、ソロのパートはオーブリーの独断で、太っちょエイミーが担当することとなり、ベッカとオーブリーは確執を抱えたまま、大学アカペラ選手権南東地区予選大会を迎えることになってしまう。

 

「バーデン・ベラーズ」の新たなスタートがはじまりました。

個性的な新入生たちが加わり、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が膨らみます。

ただ、ベッカとオーブリーとの確執が心配なのに加え、ベラーズのリーダー、オーブリーの古い考え方がどこまで通用するのか?気になります。

 

ー転

引用元:ピッチ・パーフェクト / © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

いよいよカロライナ大学で、地区予選がはじまる。

大会審査員のジョンは「見慣れたセクシーなベラーズとは、今回はひと味違うようだ」と解説する。

 

練習の成果で、ベラーズはそつなく歌い上げる。 ただ、毎回同じ曲と振り付けで、これを見ていた大会審査員のゲイルとジョンは「象さえも眠るデカい麻酔銃だ」と揶揄し、会場の観客も退屈を隠せない状態になっていく。

 

しかし、太っちょエイミーのソロパートに入ると、彼女の箍(たが)が外れ、迫力の歌声とダンスを披露する。 会場は一気に盛り上がり、興奮に包まれる。

しかしオーブリーは、完璧を目指すが故、納得がいかない様子。 

 

次に登場するのはトレブルメーカーズで、バット・ボーイズの曲を披露し、前回優勝者の貫録を見せつける。 大会審査員のゲイルとジョンもベタ褒めするほど会場は大盛り上がりとなる。

 

結果は予想通り、トレブルメーカーズが優勝し、ベラーズも2位に入り準決勝にコマを進めることができた。

 

興奮冷めやらぬトレブルメーカーズが、会場の外で乱闘騒ぎを起こしてしまい、それを止めようとしたベッカが警察に逮捕されてしまった。

 

ジェシーは保釈金を払い、ベッカを助け感謝されるが、確執のある父親に連絡したことを知り、怒りだしてしまった。 落ち込むベッカを、ベラーズのメンバーが出迎え、温かく励ましてくれた。

 

ベッカは「今回の地区予選は、普通では勝てなかった。 リスクを犯すことも必要よ」とエイミーを評価し、自身で製作したマッシュアップの曲を聞いてもらおうとするが、オーブリーはまったく聞く耳を持たなかった。

 

準決勝の当日。 他の大学のレベルを目の当たりにしたベッカは、オーブリーの「リハーサル通り」を無視し、途中でアドリブを入れオーブリーがかんかんになって怒りだしてしまう。

 

さらに「あなたは失格よ」と言われてしまったベッカは、ジェシーの仲裁を無視し、その場から逃げ出してしまった。

さらに、ベラーズは決勝進出も逃してしまう。

 

その後、大学は長い休日に入り、ベラーズのメンバーたちは、思い思いの休日を過ごしていた。

 

ベッカはベラーズから離れ、見習いで入っている大学内のラジオ局に入り浸っていた。 しかし頭の中では、ジェシーを冷たく突き放したことを後悔していた。

2人で一緒に見た映画を1人で見直し、涙するベッカ。

 

そして、ベッカはジェシーに謝るが、拒絶されてしまう。

落ち込むベッカは、父親のもとを訪れ2人で話し合ううちに、自分が殻に閉じこもっていることに気がついた。

 

その頃、大学アカペラ選手権決勝進出を果たした他グループのメンバーに、年齢を偽っていたことが判明し、繰り上がりでベラーズが決勝に進めることになったのだ。

 

思いもよらぬ嬉しい知らせに、はしゃぐベラーズのメンバーたち。

しかし、さらにワンマンぶりを発揮するオーブリーと、ベッカに戻ってきて欲しいメンバーとの間で争いが勃発する。

 

そんな時に自分を見つめなおしたベッカが現れ、勝手にアドリブを入れたことを謝罪する。 そこへオーブリーも、メンバーに厳しく当たったことを謝罪した。

厳格な父親に育てられたオーブリーは、完璧を求め過ぎてしまう欠点を告白する。

 

するとメンバーたちは、次々と自分の秘密を告白しはじめた。

このことがきっかけで、メンバー同士の絆を深めることができ、みんな心をひとつにすることができたのだった。

 

一時はどうなるかと思ったベッカとオーブリーでした。

しかし、ベラーズのメンバーたちは、それぞれの思いや秘密を吐露(とろ)し合い、絆が深まりました。

心をひとつに、新生ベラーズの誕生です。

 

そして物語は、佳境に入ります。

いよいよトレブルメーカーズとの頂上決戦に、目と耳が離せなくなりました。

 

ー結ー

引用元:ピッチ・パーフェクト / © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

オーブリーは、リーダーの座をベッカに託し、彼女を中心にマッシュアップした曲で勝負することになった。

 

一方の決勝進出を果たしているトレブルメーカーズは、リードボーカルのバンパーが突然メジャーデビューすることとなり、勝手にグループから脱退してしまう。 そんなグループの危機に、ジェシーが親友のベンジーを誘い、グループの窮地を救い、決勝に臨むことに。

 

ニューヨーク・リンカーンセンターで、大学アカペラ選手権の決勝大会の幕がいよいよ上がる。 大会審査員のゲイルとジョンが「今夜は何かが起こりそうだ」と興奮気味に話し、期待の高さが伺える。

 

連覇中のトレブルメーカーズは、リードボーカルのバンパーが抜けたにも関わらず、新加入のベンジーが予想外の声色を披露し、会場は大盛り上がり。 完成度が高く、審査員の2人には「今夜の彼らに勝つのは、特に大変だ」と絶賛されてしまう。

 

今度はベラーズの登場だ。 

ユニフォームがラフな感じとなるなど、全てがリニューアルした今回のベラーズは、何かが違う。

 

ベッカの笛のもと、ベッカがマッシュアップした曲と迫力のダンスがはじまる。

曲中で、ジェシーが大好きな映画のエンディング曲を披露し、その粋なサプライズにジェシーは手を挙げて応援をする。

 

シンシアのラップをはじめ、個性を生かしたメンバーの息の合ったステージに会場は興奮に包まれ、スタンディングの大拍手。 いつも辛口な大会審査員のゲイルとジョンも「新たな歴史が女性グループによって作られた」と大絶賛。

 

拍手喝采を受け、ステージを降りたベッカは、ジェシーのもとに駆け寄り熱いキスを交わした。

 

こうして「バーデン・ベラーズ」は、悲願の大学アカペラ選手権の王座に輝いたのだった。

 

安心して観られるストーリー展開なので、この映画の世界観に素直に入り込めました。

全てがハッピーエンドで、めでたしめでたし。

しかしアカペラのハーモニーって、何て素晴らしいのだろう。

感動しっぱなしで、聞き入ってしまいました。

 

最後に、

ゲロの海で泳ぐリリーの超お下品なシーンを含め、幼稚な下ネタには閉口しましたけどね。

 

引用元:ピッチ・パーフェクト / © 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

 

 

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